【移動編】夜行バス&夜行列車での注意点【初心者バックパッカー向け】

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夜行バス&夜行列車での注意点

長期間旅をしていると夜行バスや夜行列車に乗る場面もでてくるはずです。夜行バス&夜行列車のメリットは寝ている間に次の町に着けること、宿代が1泊浮くことが挙げられます。

メリットもありますが、デメリットもあります。以下ではデメリットや注意点を書いていきます。

盗難の危険

夜行バスでは途中止まることがあまりないのでそれほど心配いりませんが、夜行列車の場合は途中の駅で普通に止まるものもあります。管理をしっかりしていないと寝ている間にバックパックまるごと盗まれて途中の停車駅で逃げられてしまう可能性があります。バックパックは固定されたものに鍵繋いでおくか、それができないようならば枕元に置いて寝ましょう。夜行列車の場合2段ベッドや3段ベットの場合が多いですが、1段目になった場合、床に置いておくのは危険です。

また、まるごと盗まれるまではいかなくても、こっそりバックの中身を盗まれることもあります。これは夜行列車に限らず夜行バスでもあり得るし昼間のバスでもありえます。油断しないようにしましょう。

寝られない可能性がある

寝ている間に次の町に着くメリットは、あくまでも寝られればの話です。寒かったり、暑かったり、移動中ずっと音楽が流れていたり、映画が流れていたり、寝心地が悪かったりで寝られない可能性もあります。

寝られないとスケジュールの変更を余儀なくされる可能性もあります。予定では午前中に着いて、昼に観光して、次の日に次の町に移動しようと計画していても、寝られないと、宿に到着後寝てしまい観光できず、もう1泊する羽目になるかもしれません。そうなると夜行バス・夜行電車を利用した意味が無くなってしまいます。

体調を崩す

お金を払って良いバスや列車に乗れば別ですが、バックパッカーはお金の節約の為ランクの低いバスや列車に乗ることが多いと思います。そういうバスは座席幅が狭かったり、座席をほとんど倒せなかったりします。列車の場合も簡易的なつくりで、寝心地がいいとは言えないものでしょう。

そのような状態で、場合によっては寒かったり暑かったりする空間に長時間いると体調を崩したり身体が痛くなってしまいがちです。もし寝られなかったらなおさら体調を崩すでしょう。体調を崩してしまったら最悪です。

外の景色を楽しめない

長距離バスや長距離列車では、普通では行かない場所の景色を楽しむことができます。しかし夜行バス・夜行列車だと暗くて外の景色が見られません。私が最近行った南米では、どの移動でも途中ものすごい景色が広がっていました。なのであえて夜行バスはあまり使わず日中移動していました。お金や時間の節約ばかり考えていると、旅の本質的な部分を見失ってしまいます。

出発までが暇

20時間を超えるような超長距離移動ならば別として、8時間~15時間程度の普通の夜行バス・夜行列車の場合、出発が夕方~夜で、到着が朝~昼になることが普通です。

がっつり出発時間まで観光するのであれば最高ですが、もう充分見たい所に行ってしまっている場合、出発までの時間が暇でもったいなかったりもします。安宿ではチェックアウト後もしばらくは宿のロビーなどに居させてもらえ、wifiや充電も使わせてもらったりできる宿も多いですが、それでも限度があります。

出発まで何もやることがなくボーっとするのは時間の無駄です。せっかく時間の節約で夜行を選んだのに、出発までの時間が無駄になるのであれば、夜行にした意味がありません。

上記が私なりに考える夜行バス・夜行列車のデメリットや注意点です。時間・お金・快適さ・体調面・景色など人によって大切にする順位は変わると思うので、自分に合った移動を考えてみて下さい。

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