・今まで旅してきた中で特に印象に残っている絶景スポット15ヶ所(アジア・ヨーロッパ・アフリカ各5ヶ所)です。今回は建造物ではなく、自然の絶景だけを選んで紹介します。(2017年8月時点)
アジア
天国洞窟(パラダイス・ケイブ)(ベトナム)
世界で一番美しい洞窟と言われているベトナムの天国洞窟(Paradise Cave)。近くに世界遺産に登録されているフォンニャ洞窟があるので知名度は低いですが、世界一美しいと言われるだけあってものすごい絶景を見ることができます。地球ではないような景色が広がるおすすめの絶景スポットです。
カラパタール(ネパール)
ネパールのエベレストベースキャンプ近くにある標高5,555mのカラパタール山頂からの景色はまさに絶景でした。間近に見える世界一の標高8,848mのエベレストと世界第4位の8,516mのローツェの間から現れる朝日を見れた時は体が震えました。他にも7,000m級の山々に囲まれてみる景色はまさに絶景の一言です。
アラコル湖(キルギス)
標高3,400mほどのところにあるキルギスのアラコル湖。もの凄い蒼色で神秘的な湖です。2泊3日程度のトレッキングが必要になりますが、それに見合うだけの価値のある絶景です。
地獄の門(トルクメニスタン)
絶景本などでもよく取り上げられるトルクメニスタンの地獄の門。何もない砂漠地帯にいきなり姿を現す直径50~100mの穴の中で、天然ガスに引火した火が40年間にわたり消えることのないまま燃え続けています。バックパッカーには有名で、取得・入国が面倒くさいトルクメニスタンのビザを取ってこの光景を見に行く人が多い人気の絶景スポットです。
カッパドキア(トルコ)
人気の観光地トルコのカッパドキアの奇岩石群も定番の絶景スポットです。アクセスも容易なので誰でも気軽に見ることができます。地上からでもその姿を楽しむことができますが、気球に乗って上空から見る奇岩石群の光景は圧巻です。
ヨーロッパ
ジャイアンツ・コーズウェー(北アイルランド)
ジャイアンツ・コーズウェーは北アイルランドの北の果てにある世界遺産です。火山活動によって形成された4万もの石柱が連なっています。世界的にも珍しいこの奇景を見に、たくさんの観光客が集まっていました。
グトルフォス(アイスランド)
アイスランドで一番人気と言われる観光スポットです。幅70m、落差30mのダイナミックな滝です。私が行ったのは冬で、周りを雪で囲まれ一部凍り付いた滝はとても綺麗でした。冬以外の時期ならばさらに近くまで行くことができ、豪快な滝を間近で見ることもできます。グトルフォスはアイスランド語で「黄金の滝」の意味で、太陽光の加減によっては流れ落ちる滝が黄金に見えることから名付けられたようです。
オーロラ(アイスランド)
※上の画像は参考画像です。私はスマホで撮影するので写真は撮れませんでした。
旅先で見た光景で何に一番感動したか問われた時、私はオーロラと答えています。写真では何度も見ていたオーロラですが、揺らめいて絶えずその姿を変える肉眼で見るオーロラは写真のオーロラとははっきり言って全くの別物です。当初それほど期待していませんでしたが、オーロラが現れた時は鳥肌が立ち、延々見続けていました。次はカナダやアラスカで見たいと思っています。
ゲイシール(アイスランド)
アイスランド3連発になりますがゲイシールも凄い光景です。いわゆる間欠泉で、数分毎に数m~20mほどの噴出を見ることができます。カナダのイエローストーンなどの間欠泉も巨大で有名なようですが、私が見たことのあるものとしてはこのゲイシールが最大でした。グトルフォスに近い場所にあるので、併せて見に行くことができます。
ブルー・グロット(マルタ)
マルタ島にあるブルー・グロット(青の洞門)も自然の驚異を感じられる絶景です。長い年月をかけて風や海水の侵食によって作られた天然の洞窟です。4月~10月の乾季の間は小舟に乗って洞内を巡ることもできます。
アフリカ
テーブルマウンテン(南アフリカ)
南アフリカのケープタウンにある標高1,000m程の山で、山頂はほぼ平坦になっていて約1,500もの植物が自生しています。それだけでもそこそこ絶景ですが、運が良ければ山頂から裾にかけて雲や霧がかかる「テーブルクロス」と呼ばれる美しい光景を見ることができます。
ナミブ砂漠(ナミビア)
アフリカ大陸の南に位置するナミビアにあるナミブ砂漠。8,000万年前に誕生したとされる世界最古の砂漠です。赤みを帯びた砂が特徴で5万㎢にもわたり砂漠が続いています。大西洋に面している為、雲・青空・海・砂の美しいコントラストを楽しむことができます。
ビクトリア・フォールズ(ザンビア・ジンバブエ)
世界三大瀑布の一つに数えられるビクトリアフォールズはザンビアとジンバブエに跨っています。どちら側から見ても大迫力の絶景を目にすることができます。上の映像は水量の多い4月にジンバブエ側から撮ったものです。水しぶきでびしょ濡れになりました。
ンゴロンゴロ・クレーター(タンザニア)
サファリを楽しむことのできるンゴロンゴロのクレーターは数百万年前に形成された火山のカルデラに広がる平野で、300㎢(東京ドーム約6,500個分)もの面積を持ちます。クレーター内では標高2,400mもの外輪をバックに、悠然と生活するたくさんの動物を観察するとこができます。
バオバブ街道(マダガスカル)
最後の絶景スポットは、絶景本に必ずといってよいほど登場するマダガスカル西部にあるバオバブ街道です。童話「星の王子様」に登場する”恐怖の木”バオバブが何本も連なって生えています。アップサイドダウンツリー(上下さかさまの木)と呼ばれる奇妙な形をした巨大な木で、見るものを圧倒する存在感を放っています。
以上が実際に見て、個人的に絶景だと思ったスポット15選です。どれも絶景本などに出てくるようなスポットですが、実際に目にすると感動すること間違いなしのスポットです。