予約はするべきか?
普通の短期旅行者であれば予約するのが当たり前ですが、バックパッカーの場合だと宿の予約をするかどうかは意見が分かれるところです。
私は旅の初期の頃に行った東南アジアでは予約はあまりせず。アフリカでも予約は2~3回しかしませんでした。東南アジアでは直接宿を見て交渉した方が安くなったこと、アフリカでは予約サイトに宿があまり出てこない&wifiが使えない所にわりと居た&交通の便が悪くその日のうちに予定している街に到着できるか分からないことが理由です。東南アジアはその後も何度も行っていますが、今では特別理由がなければ予約して行っています。
予約する・しないにはそれぞれメリットとデメリットがあります。以下でそれぞれのメリットとデメリットを書いてみます。
予約する
メリット
・その日の泊まるところが確保できて安心できる。
・宿探しをする必要がない。(特に夜到着する時は重要)
・ヨーロッパでは予約した方が安く泊まれることが多い。
デメリット
・値段交渉の余地がないので、予約サイトに提示された金額よりも安くならない。
・その日その宿に到着できず宿泊できなくても全額払う必要がある。(キャンセル無料のこともある)
・受付時間が過ぎてしまってからの到着だと宿に入れない場合がある。(それでも宿代は発生する)
・思っていた宿と違った場合でも(汚かった・古かった等)お金は払わなくてはならない。
予約しない
メリット
・宿を見てから泊まるかどうか選べる。
・ディスカウント交渉の余地がある。(国や宿によっては本当の金額よりも高くふっかけてくる場合もあるのでディスカウント交渉が必須の場合もある)
・当日気軽に予定を変更して別の街に泊れる。
・予約サイトには載っていない宿に泊まれる。
デメリット
・行ってみないと泊まれるかどうか分からない。
・夜到着の場合、宿が決まっていないと不安&危険。
・ヨーロッパでは予約しないと高くなる場合が多い。
・アジア人差別があるような地域や宿だと、空いているのに空いてないと断られることがある。
予約する・しないで上記のようなメリット・デメリットがあります。安宿がたくさん密集しているような街であれば予約しないで行って、宿を比較して泊まるのは簡単です。しかし、安宿が少ない街や離れた場所にあるようだと満杯で高い宿しか泊まれなかったり、探すのが大変だったりします。
また、ヨーロッパは予約して行った方が確実に良いです。特に金・土曜・日曜に観光都市に泊まろうとする場合は何日も前から予約をしておかないと、前日に予約しようとすると高い宿しか残っていない場合が多いです。ヨーロッパはシェンゲン協定内であれば入出国の手続きもないし、バス並みに安いLCCがたくさん飛んでいます。土日に気軽に海外旅行をする学生や若い人が多いので、安宿からどんどん埋まっていきます。
私はうっかり金曜日の予約を前日まで忘れていて、前日に予約サイトを見たら1万円以上の宿しか残っていなかったことがあります(普段なら1,500円~2,000円くらいの宿もある)。その時はわざわざ別の都市に行って残っていた安宿に泊まりました(往復の交通費と宿代併せて5千円くらいだった為)。他にも5日前に予約しようとしたらもう手遅れで旅程を変更したこともあります。ヨーロッパの観光都市では注意が必要です。
予約をする・しないは旅の仕方によって変わってくることが多いです。自分の旅のスタイルに合わせて決めましょう。