【宿編】キッチンの使用方法&マナー【初心者バックパッカー向け】

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キッチンの使用方法&マナー

アジアなどではそこら中に安い飯屋があるので毎日外食しても問題ありませんが、ヨーロッパや南米などに行くと毎日外食していたのではお金がかかってしょうがありません。アジアやアフリカ以外であればだいたいのホステルやゲストハウスにはキッチンが付いています。

キッチンは共有です。他の宿泊客も利用するので使用方法とマナーはしっかり守って使いましょう。

使用方法

キッチンにある食器類や鍋やフライパンなどはなんでも利用可能です。調味料も置いてあって自由に使ってい良い宿もあります。また、FREE FOODとかかれたボックスもあるかもしれません。このボックスに入っている食材は前の宿泊客が置いて行ったものです。自由に調理に使って大丈夫です。逆に自分が使わない食材は持っていても荷物になるだけなので、そこに置いて行くと良いでしょう。

冷蔵庫がある場合もあります。大抵の場合、中身はぎゅうぎゅうに入っていますが使って大丈夫です。その際、自分のものはまとめて袋に入れるなどして、袋に「名前」「部屋番号(ベッド番号)」「チェックアウト日」を書くのが一般的です。たまに冷蔵庫の整理が行われ、何も書かれていないものやチェックアウト日を過ぎたものは捨てられてしまいます。

コンロの使い方も日本とは違う場合が多いです。日本の場合はスイッチを押すか、つまみをひねれば火がつきますが、外国の場合多くの場合はスイッチを押す、もしくはつまみをひねった状態でマッチやライターを使って火をつけます。マッチやライターはキッチンに置いてあることが多いですが、置いておらず自分のものをつかう宿もあります。ライターやマッチはどこでも簡単に買えるので持っていると便利です。ちなみに両方とも飛行機には預けることも持ち込むこともできないので、飛行機に乗る前の宿でFREE BOXにでも入れておくと良いでしょう。

また、上記のようなコンロの他に、電気コンロの宿もあります。電気コンロの使い方は日本と同じです。電気コンロは電気コンロ専用の鍋やフライパンを置かないと熱くならないようなものもあります。普通のコンロと電気コンロの両方がある宿で、普通の鍋と電気コンロ用の鍋の両方がたくさんおいてあるような宿だと、そのことを知らないといつまでたっても熱くならなくて使えないようなことが起こりえます。私がそうでした。スタッフに聞いて知りました。

マナー

キッチンは共有です。マナーを守らなければ他の人に迷惑がかかります。

外国人宿泊客でよくいるのが、複数人で本格的な料理をしてコンロを独占する人。独占されてしまうと他の人が料理できません。2つしかコンロがないなら1つだけ使う。4つあるならせいぜい2つまでが常識的なところだと思います。もし凝った料理を作るのであれば、キッチンが混む時間帯を避けて料理するべきです。

料理ができた後は、食べる前に使った鍋やフライパンを洗うのがマナーです。鍋に残りの食べ物が入ったまま放置する人や、洗わずにシンクに置きっぱなしにしている人はよくいますが、次に使いたい人が使えなくて非常に迷惑です。

食べ終わったらさっさと席を立つのもマナーです。席がたくさんあるような宿だったらかまいませんが、限りがある宿の場合、食べ終わっているのにぺちゃくちゃしゃべっていると次の人が食べられません。

また、使った食器類は自分で洗うのが絶対です。自宅ではないのでお母さんは洗ってくれません。

日本人なら上記のようなマナーは常識的にわきまえているのが普通ですが、外国人のマナーは日本の小学生並みです。日本人であればそのような恥ずかしい真似はしないように注意しましょう。

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