観光客向けレストランより地元民向けの食堂がおすすめ
当然かもしれませんが、観光客向けのレストランよりも、地元民に人気の食堂の方が安くて美味しいです。初めのうちは地元の人間しかいない食堂に入るのは緊張するものですが、慣れればなんてことなくなります。
地元民向けの食堂の場合、メニューがない場合や、あっても英語ではなく現地の言葉でしか書いていないようなことがあります。その場合は、周りで食べている人の料理を指させば店員は分かってくれます。地元民向けの食堂なら値段も大したことはないでしょう。メニューの写真が壁に貼ってあれば、どんな料理か分かるのでより簡単に注文できます。
地元民向けの食堂は、注文してから出てくるまでが異様に速いか、異様に遅いかのどちらかであることが多いです。あまり客のいない地元民向け食堂だと、注文を受けてから食材を買いに行くので料理が出てくるまでに時間がかかります。私は注文してから出てくるまで1時間かかったことがあります。でもそれも時間に余裕のある長期旅行者ならではの体験でしょう。
地元民に人気の食堂の利点は、なんといっても安くて美味いことでしょう。観光客向けのレストランは立地と内装にかけたお金を値段に上乗せしているのでどうしても高くなります。バリ島のビーチ沿いのレストランで700円のナシゴレンなど、地元民向けの食堂なら同じものが100円~150円程度で食べられます。味も最高級のレストランにはさすがに劣りますが、普通に街なかにある観光客向けのレストランよりかは断然うまいし、本物の現地料理です。
ガイドブックに載っているような観光客向けのレストランに入るのも楽でいいですが、街なかをぶらぶら歩いて、地元民で賑わっている食堂に入って食事をする方が断然おすすめです。