バスの乗り方は様々
日本の場合、バスは乗る時か降りる時にお金を払います。お金も現金を運転席の横にある投入口に入れるかSUICAのようなICカードをパネルにタッチするかで、どちらでもいい場合がほとんどだと思います。
海外の市バスの場合は、国や地域によって本当に様々です。初めて行く地域の場所ではバスの乗り方(現金の払い方)も分からず毎回ドキドキします。
以下ではバスの乗り方の種類について書いていきます。あらかじめ様々な乗り方を知っていれば、いざバスに乗る時に対処しやすいでしょう。
・乗車前にバス停に入る時に係の人に現金を払う。
・乗車前にバス停に入る時にパネルにICカードをタッチする。
・乗車前にバス停に入る時に窓口で買ったチケットを係に人に渡す。
・乗車時に運転手に現金を払う。
・乗車時にパネルにICカードをタッチする。
・バス停でチケットを買っておいて、乗車時に運転手に渡す。
・乗車時に運転手とは別にいる運賃回収係に現金を払う。
・乗車後にしばらくすると運賃回収係がやってくるので、そこで現金を払う。
・乗車後にバスの中に券売機があり、そこでチケットを買う。(たまにチケットを持っているかチェックする人が来るので、そこでチケットを持っていないと罰金を払う羽目になる)
・降車時に運転手に現金を払う。
・降車時にパネルにICカードをタッチする。
他にも種類はあるとは思いますが、私が経験したことがあるのは上記のようなもの。
お金は、「現金しか受け付けないバス」「ICカードしか受け付けないバス」「現金・ICカード両方受け付けるバス」「チケットしか受け付けないバス」など様々です。面倒なのはICカードしか受け付けないバスです。特定の場所でしか入手できず、乗りたいバス停では買えないこともあります。その場合は諦めて別の移動手段を探すか、ICカードを持っている人に運賃を渡して自分の分もタッチしてもらうかしかありません。また、1度しか乗らない場合などはICカード代を払うのがもったいなかったりします。
バスはどこまで乗っても一律の料金だったり、距離によって運賃が変わったりします。距離によって運賃が変わる場合で、現金で支払う場合は、運転手や運賃回収係に行き先を言い、言われた運賃を払います。また、お釣りが出ないような国もあったり、大きなお金しか持っていない場合は乗車拒否されることもあります。
乗車拒否に関して言えば、大きな荷物を持っていると乗車拒否される場合があります。また、乗車拒否されないまでも2人分の運賃を払うよう言われることがあります。
バス停についてですが、日本ではバスは当たり前のようにバス停に止まりますが、発展途上国ではそもそもバス停がない場合が多いです。人が集まっている所がバスが止まる所で、当然どこ行きのバスが来るかなど観光客には分からないので、そこで待っている人に聞くしかありません。
海外の人は親切で世話焼きな人が多いので、聞けばちゃんと教えてくれます。目的のバスがそこに来なければ来る場所を教えてくれるでしょう。現地人同士でも聞きまくっているので聞くことは恥ずかしいことではありません。むしろ聞かないとどこにも行けません。聞いてもまだ不安なら来たバスの運転手に聞きましょう。
町なかでそこら辺を歩いている人にバス停の場所はどこか聞いて、その場所に行ってそこで待っている人に目的地行きのバスが来るか聞いて、バスが来たら運転手に目的地に行くか聞く。もう聞いてばかりですが、発展途上国、特に観光客があまり行かなくて情報がない場所では普通のことです。
海外のローカルバス、特に発展途上国のバスは少々面倒くさいですが、長期のバックパック旅行をするのであれば避けては通れません。頑張って乗りましょう。