食事が心配
食事が心配というのには2種類の意味があると思います。1つ目は外国の料理が口に合うかどうかという心配。2つ目は不衛生な環境でお腹を壊すかもしれないという心配です。
1つ目の外国の料理が口にあるかどうかという心配はあまり気にすることはありません。海外には食のバリエーションは豊富です。たとえ食べてみた料理が口に合わなければ別の料理を食べればいいだけの話です。その国の料理が全部だめということはそうそうないことだと思います。でも万が一全部だめでも大丈夫。大抵の町にはマクドナルド、バーガーキング、ケンタッキー、サブウェイ、ドミノピザなどの日本でもおなじみのファストフード店があります。それに大抵の場合、パン屋もあるし中華レストランもあります。パンとフライドライス(チャーハン)とラーメンが全部食べられない人はまれでしょう。それもだめならスーパーで何か買うしかありませんが、何一つ食べられないという人はちょっと想像できません。
2つ目の不衛生な環境が心配なのも気をつけていれば大丈夫です。新興国の場合、屋台や地元民向け食堂ではハエがたかる中食べるなんてこともありますが、ちゃんとドアのあるレストランも当然あります。そんなに問題はありません。
食事の際は水は注意が必要です。水道水が安全に飲める国は日本を含めて世界で15ヵ国しかないと言われています。水はペットボトルのものを買って、食堂などでコップで水を出されても飲まない方がいい。外で買ったペットボトルの水を持ち込んで店内で飲むのは海外では何の問題もありません。
屋台で食事をする時に私が注意していたことは、卵料理は絶対に食べないということです。加熱殺菌されていて生卵が食べられる日本は世界的に見て異常なほど凄いことです。長時間直射日光に当たったいつからあるかわからない殺菌もされていないような卵を、さっと火を通しただけの屋台の卵料理など恐ろしくて食べられたもんじゃありません。
他に注意していたのは屋台の位置です。大抵の屋台は場所が決まっていて、いつも同じ場所にいます。ずっと日向にある屋台もあるし、日陰にある屋台もあります。その場合当然ですが日陰にある屋台で食べます。やはり直射日光に長時間あたっているような食べ物は腐るのも速いのでおすすめはできません。
魚や野菜などの生のものもやはり抵抗があります。ちゃんと火の通ったものであればお腹を壊すことはあまりないような気がします。
気を付けるべきことをちゃんと気を付けていれば、お腹を壊すようなことはそれほど多くはないと思います。