【宿編】南京虫は超怖い【初心者バックパッカー向け】

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南京虫は超怖い

バックパッカーだと南京虫という名前を聞いたことがある人も多いはずです。トコジラミやベッドバグなどとも呼ばれます。この虫が超怖い。私が海外で怖いものを3つ挙げるとすれば「強盗」「トイレの付いていない長距離バス」そして「南京虫」です。

南京虫に噛まれると、噛まれた箇所がはれ上がり、想像を絶するほどの痒みに数日から場合によっては数週間にわたって襲われます。私はインドで3度南京虫に遭遇しました。1度目は気づかずにやられてしまい、噂通りの悪夢のような痒みに4日間ほど襲われました。腕と背中をやられたのですが、本当に腕も背中も取り去ってしまいたいほどの痒みでした。

たまに南京虫に噛まれたという人でしばらく痒かったとさらっという人がいますが、それはおそらくダニやノミだと思います。南京虫に噛まれたらそんなにあっさりと言えない。地獄のように痒かったと言うはずです。

2度目、3度目はいずれも発見しただけで噛まれはしなかったのですが、見つけたあとはベッドから離れた場所で椅子の上で一晩中ガタガタ震えていました。もちろん次の日宿を出ました。

南京虫は一度現れると駆除するのが大変です。南京虫によって潰れた宿も多数聞きます。かつてタイのバンコクのカオサン通りにあった日本人宿さくらゲストハウスも南京虫によって閉じることを余儀なくされたようです。。

やつらはどこにでも現れます。南京虫がいる宿に泊まった客が、知らないうちにバックパックに紛れ込んだ南京虫やその卵を次の宿に持ち込んでしまうので、どこにでもいる可能性があるし、現に5つ星ホテルでも被害があるようです。

南京虫はダニを大きくしたような感じの吸血虫です。肉眼で見えるサイズです。気持ち悪いので画像は貼りませんが、南京虫で検索すればすぐ見つかります。

見つけたらスタッフに言って部屋を変えてもらいましょう。他の部屋にもいる可能性があるので、できれば返金してもらって別の宿に移るのがベストです。

仮に夜中に見つけて移動ができない状況であれば、まずは荷物を守りましょう。床から離し、どこかに吊るしておくとよいでしょう。もうすでに荷物に侵入している可能性もあるので、翌日移った宿でまずはバックパック自体と服などの洗えるものは全部よく洗っておくのがベストです。

その日はもうベッドで寝るのは諦めましょう。もういっそのこと外の店で一夜を明かすか、それが無理なら部屋でベッドから離れて椅子の上で耐えましょう。

南京虫は噛まれてしまったらもうアウトです。好奇心で噛まれてみようとするのは絶対おすすめできない。絶対後悔します。インドなどでは南京虫被害はよく聞きます。アフリカのエチオピアやブルンジなどでもよく聞きます。ブルンジは現状行く人はあまりいないと思いますが、インドとエチオピアは行く人は多いと思います。くれぐれもお気を付け下さい。

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