私の荷物はこんな感じ
直近で行った中南米5ヶ月の旅の荷物のメモが残っていたので、どんなものを持って行って、どういう意図があるのかを書きたいと思います。また、その時持って行ったもの以外でも、以前に使っていたものなども紹介したいと思います。
写真は実際に使っているものを載せていますが、もう捨ててしまったものなどは一部参考画像を使っています。なおバックパックと一緒に写っているお茶のペットボトルは2Lのものです。大きさの参考にして下さい。
〇 バックパック類
バックパック / サブバッグ / バックパックカバー
〇 機械類
スマホ / タブレット / ACアダプター / USBケーブル×2 / 変換プラグ / モバイルバッテリー×2
〇 服類
Tシャツ(半袖)×3 / 長袖シャツ / 半袖シャツ / ジーパン / 短パン / パーカー / ジャケット / 寝間着上下 / 靴下×3 / パンツ×3 / 水着 / 帽子 / サングラス / 靴 / サンダル
〇 タオル類
フェイスタオル×3 / ミニタオル(観光中汗を拭くよう)
〇 その他1
コンタクトレンズ / コンタクトケース / コンタクトレンズ洗浄液 / 眼鏡 / 薬 / 絆創膏×3 / 小さい鏡 / 耳かき / 毛抜き / ヘアワックス / 石鹸 / 石鹸ケース / ビニール袋 / 歯ブラシ・歯磨き粉 / 耳栓 / 折り畳み傘 / 防水ケース / ペンライト
〇 その他2
文房具(日記用ノート、メモ用ノート、ボールペン、シャープペン) / 輪ゴム×6 / 携帯箸 / ダイヤル錠×2 / ボケットティッシュ / 服などを入れるSTUFF BAG / 小物を入れる小物ケース / 証明写真×2 / パスポートのコピー / 保険証
上記が前回の5ヶ月の旅で持って行った全てです。以下で荷物の一部の紹介と、持って行った意図について書きたいと思います。
バックパック
今回使ったバックパックはberghausの30Lのもの。本当は35Lが欲しかったのですが、そのサイズがなかったので妥協しました。でも30Lで大丈夫でした。ちなみに荷物を全部詰めて総重量は7kgでした。好日山荘で買いました。
このバッグパックのの良い所は入れる所がたくさんあること。細々したものを分けて入れる時に便利です。背負った時に背中にあたる裏側にも入れるところがあるので防犯上でも優秀です。
バックパックを選ぶ際は、チャックが2つあるものを選ぶのが良いと思います。チャック同士を鍵でかけてしまえば開けられなくなるので防犯対策になります。
以前使っていたのは1年程の旅を2回した時に使っていたberghausの50Lのバックパック。3ヶ月の旅2回と1カ月の旅1回した時に使ったmobusの25Lのバックパック。
初めて旅した時は無駄なものもたくさん持って行っていたので50Lのものを使っていました。サブバックも含めて総重量は1回目は15kg程。2回目は10kg程だったと思います。2年間使い込みましたが、壊れた所はなく現役でまだまだ十分使えるほど丈夫です。初めて旅に行く人には結構おすすめです。これも好日山荘で買いました。
冬服がいらない旅の場合は25Lのバックパックでも余裕があります。3ヶ月の旅をした時は冬服は要らなかった為、総重量5kgに抑えることができました。バックパックはドンキホーテで売ってたのを買いました。ポケットが少ないのが気になりますが、普段使いもできるので優秀です。
サブバッグ
今回はサブバッグはberghausの18Lの折り畳みできるリュックサックを初使用しました。移動中はバックパックにしまって、観光の時に出して使っていました。好日山荘で何かいいものはないか探していた時に見つけて即買いしました。値段はそこそこしましたが、5ヶ月使っても全く問題なく丈夫です。荷物を少しでも少なくしたい場合はかなり優秀なんじゃないでしょうか。
1年の旅の時はmobusのショルダーバッグを使っていました。ショルダーバッグは人ごみが多い時に簡単にバッグを胸側に持ってこれるので防犯上リュックサックよりも良いと思います。でもこれはあんまり荷物は入らなかったのでおすすめはできないかな。ショルダーバッグならもっと他のものを探した方がいいと思います。
3ヶ月の旅の時は折り畳みのリュックサックで別のを使っていました。SOLO TOURISTの14Lのリュックサック。かなりコンパクトにできて値段もリーズナブルです。ただ作りがあまりしっかりしていないので、背負い心地はあまり良くありませんでした。折り畳めるリュックサックを選ぶのであればberghausの方がおすすめです。
バックパックカバー
バックパックカバーは絶対にあった方がいいです。バスに預ける時に雑に扱われたり、突然の雨などでバックパックカバーがないとかなり汚れます。また、移動中や宿においておく時にカバーをかけておけばスリ・泥棒対策にもなります。
バックパックカバーはバックパックにもとから付いている場合もあるので、買う時にそこもチェックしましょう。付いてなくても別売りでいろいろ売っているので、購入したバックパックのサイズに合ったものを買いましょう。
スマホ・タブレット
スマホはNEXUS6、タブレットはNEXUS9を使っています。スマホはSIMフリーです。以前はNEXUS5とNEXUS7を使っていましたが、盗まれたのと壊れました。
スマホは今使っているもので充分です。ただし、海外でSIMカードを使いたい場合はSIMロックを解除しておきましょう。また、日本人はiPhoneを使っている人が多いと思いますが、iPhoneを使っている人は盗難に注意しましょう。iPhoneは知名度が高く狙われやすいです。
タブレットは電子書籍を読んだり動画を見たりするのに使っています。パソコンよりも小さく軽いので、ちょっとでも荷物を少なくしたい時はパソコンよりも優秀です。
ACアダプター
私はスマホとタブレットの2台持っているので、USBケーブルが2つ使えるものを使っています。スマホだけの人は1つのもので充分です。どこで買ったか忘れましたが、探せば簡単に見つかります。
変換プラグ
カシムラのものです。マルチ変換プラグでは結構有名なものだと思います。旅していると結構これを使っている日本人を見かけます。これだけで世界中で使えます。小さいのでおすすめです。
モバイルバッテリー
写真を撮ったり地図アプリを使ったりするとバッテリーの減りは意外なほど早いです。また、宿でみんなが使っていてコンセントが使えず充電できなかったり、夜行バスの連続で充電できなかったりする時にあると安心します。1つは持って行った方がいいでしょう。
モバイルバッテリーは種類が豊富にあるので、好みのものを買えば良いと思います。ちなみに私が使っているのはPanasonicのものとmaxellのもの。Panasonicのは初期から、maxellのものは2年前くらいから今でも使っています。シンプルなので気に入っています。
Tシャツ
Tシャツはユニクロの590円の無地の黒の半袖Tシャツを同じもの3枚持って行っています。これにも自分なりのこだわりがあり、いろいろ着てみた結果これに落ち着きました。いいところは安くて、乾きやすくて、目立たないところ。さらに5ヶ月で3枚着回し手洗いしましたが、首元がよれたりしませんでした。これは結構驚きました。
個人的に着てみて思った他のTシャツのダメなところは以下のとおり。
〇英語が書いてあるTシャツ・・・英語圏の人からするとダサい。
〇プリントが入っているTシャツ・・・プリント部分が乾きにくい。
〇明るい色のTシャツ・・・目立つ。治安の悪い地域では目立ちたくない。
〇白のTシャツ・・・汚れが目立つ。
〇灰色のTシャツなど・・・汗染みが目立つ。
上記のようなことがあり色々試してみた結果、無地の黒のTシャツになりました。おしゃれに興味のない人はユニクロのTシャツはおすすめです。
ジャケット
ジャケットは定番のユニクロのウルトラライトダウンジャケット。これを持っているバックパッカーは本当に多いです。200g以下という軽さで、コンパクトにできるのでそれほど邪魔になりません。デザインがシンプルなのも個人的には気に入っているところ。初期から使っていて、毎回持って行っています。寒いところに行く予定がなくても、外国の長距離バスはクーラーが効きすぎて寒すぎる場合があるので、こういうのが1枚あると便利です。
寝間着上下
寝間着と言ってもパジャマではなく普通の短パンとTシャツです。寝間着上下は観光では使わず、寝間着兼部屋着専用で使っています。
帽子
普通のキャップです。気温が高く直射日光が半端ない所に行くこともあります。そういう所では日射病・熱射病対策として帽子はあった方が良いです。ぼさぼさの髪を隠すのにも使えます。どんなものでもいいので1つは持って行くか、現地で買った方が良いと思います。
サングラス
サングラスは絶対あった方がいいです。太陽光が日本とはレベルが違うところもあります。また、発展途上国では路面が舗装されていない所も多いので、砂埃を避けるのにも使えます。さらにスリ対策にもなります。サングラスで目線を隠していればどこを見ているか分からない為、スリは手を出しにくくなります。
サングラスはフレーム付きの丈夫なものを選びましょう。フレームがないものだと、バックパックに入れておくと雑に扱われた時に割れてしまいます。防犯の観点から目線が分かりづらいものを選ぶとより良いです。
靴
靴は普段から履きなれているものを選びましょう。毎日使うものなので重要です。
サンダル
宿で履くのに使います。ビーチサンダルで充分です。ちょっとそこまで出かける時やビーチでも使えます。サンダルでなくても構いませんが、宿で履くものは1つ必ず持っていきましょう。
コンタクトレンズ&眼鏡
目が悪い人はコンタクトレンズか眼鏡は必要でしょう。コンタクトレンズはソフトレンズの場合、1day、2week、1monthなどありますが、荷物のことを考えると1monthが良いでしょう。仮に1年旅に出るとすると、1dayだと両目で730個も持って行かなくてはならず現実的ではありません。2weekでも52個持っていく必要があります。1monthなら24個で済むのでまぁ持っていける範囲内です。外国ではコンタクトレンズを処方箋なしで買える所も一部ありますが、どこでも簡単に買えるわけではありません。
普段から眼鏡の人や、コンタクトレンズが荷物になるのが嫌な人は眼鏡だけでいいでしょう。
私は1monthのコンタクトレンズを必要な分と、万が一切らした場合の為に眼鏡を持って行っています。レーシック手術などで視力を取り戻せば荷物を減らせるとは思いますが、私は怖いのでできません。
ちなみにコンタクトレンズの洗浄液は、日本ならコンビニや薬局で買えますが、海外の場合は眼鏡屋で買います。まれに薬局で売っていることがありますが、本当にまれです。コンビニにはないと思います。必要になったら眼鏡屋を探しましょう。他には空港の免税店のトラベルグッズ売り場でも見かけます。免税だからなのかめちゃくちゃ安く買えたことがあるのでおすすめかもしれません。
薬
薬は持って行った方が安心です。別の記事でも書きましたが、外国の薬は強力過ぎて副作用が出る場合があります。日本でいつも使っている薬を持っていきましょう。
私は普段体調が悪くなった時に使っているプレコールだけいつも持って行っています。
毛抜き
私はとにかく荷物を減らしたい人間なので、電動髭剃りもT字カミソリも持っていきたくありません(そもそも荷物は全部機内持ち込みしているので、危険物である髭剃りもカミソリも持っていけません)。でも髭は嫌なので毛抜きで抜いています。とにかく荷物を減らしたい人向けのアイテムです。
石鹸&石鹸ケース
私は普段からシャンプー&リンスはしないので、石鹸だけしか持っていきません。石鹸のみの洗髪は結構普通ででネットで調べるとたくさんでてきます。シャンプー&リンスはそれなりに重いし荷物になります。女性にはまねできないかもしれませんが。
石鹸はネットで買ったMarnaの石鹸ケースに入れています。市販の新品の石鹸がぴったり合うサイズの石鹸ケースで初期から使っています。今使っているのは2代目です。
ビニール袋
シャワールームでは普通の袋ではふやけてしまうので、服を入れる袋はビニール製の袋がいいです。また、石鹸入りの石鹸ケースは特に濡れるので、写真のTHE NORTH FACEの袋に入れた上でビニール製の袋に入れています。
耳栓
初期の頃は使っていなかったのですが、ヨーロッパで怪獣みたいなイビキをかく大男に何度も遭遇して以来、今では耳栓がなくては寝られなくなりました。小さいし荷物にならないので最近は必ず持って行っています。
折り畳み傘
折り畳み傘も必須アイテムです。雨の日にも当然移動はいないといけないし、日程上雨の中観光することもあるでしょう。
私が使っているのはWater frontの折り畳み傘。初期から使っていて、無くしたり壊したりして今使っているのは3代目。毎回同じのをアマゾンで買っています。折り畳み傘はいろいろ種類がありますが、この傘はとにかくコンパクトで軽い。なんと158gしかありません。荷物減らした派の私にはぴったりの逸品です。
この傘でなくてもいいのですが、折り畳み傘は毎日使うわけではないので軽くてコンパクトなものをおすすめします。
防水ケース
シュノーケルをする時は持って行っています。私のスマホは6インチと少し大きめなので、そのサイズが入るものをアマゾンで買っています。ちなみに私が使っているのはCHOETECHのもの。作りがしっかりしているので水が入る心配はありません。前に使っていたものがどこかに行ってしまい、前回の旅の前に新しく同じものを買ったので、2代目になります。6インチのスマホが入る防水ケースがあまりないのもありますが、気に入って使っています。
ペンライト
ドミトリーに泊まる時は、他の宿泊客の迷惑にならないように早朝に出発して荷造りする時や、深夜にチェックインした時などは部屋の明かりをつけないのがマナーです。そんな時にペンライトが必要になります。また、国によっては停電が頻繁にあるような所でも必要です。
スマホの懐中電灯アプリでも事足りますが、バッテリーが少し心配なのとペンライト自体が小さく荷物にならないので持って行っています。
ペンライトも折り畳み傘と同様にに毎回使うようなものではないので、コンパクトなものならなんでもいいと思います。ちなみに私が使っているものはMXDLのもの。どこで買ったか忘れましたが、多分アマゾンだと思います。
輪ゴム
買い物して一度で使い切れない食材(スパゲッティ・米など)をしばっておくのに使っています。荷物にならないので毎回5、6個持って行っています。
携帯箸
キッチンの設備がなくフォークがない宿に泊まる時などで、外で買ったものを食べる時に使います。それほど出番は多くありませんが、小さいので毎回持って行っています。ちなみにこれも2代目。たしかアマゾンで買ったと思うのですが、調べても出てこないので、もしかしたら他で買ったのかもしれません。メーカーもわかりません。
ダイヤル錠
安宿ではロッカーはあっても錠はついていないのが普通です。錠は自分で用意する必要があり必須アイテムです。南京錠よりもダイヤル錠の方がおすすめです。南京錠だと錠をかけてもそのカギを管理するのが意外と煩わしいし、無くしてしまったら終わりです。
バックパックの項目でも書きましたが、バックパックのチャック部分同士を錠でかけてしまえば盗難防止にもなります。
私の使っているのはABUSのもの。初期からずっと同じものを2つ使っているので塗装が剥げてきていますが、まだまだ普通に使えます。これもアマゾンで買いましたが、トラベル用品を扱っている店ならば売っていると思います。
証明写真
急遽ビザが必要な国に行きたくなったりする場合用に毎回何枚か持って行っています。でも海外でも写真屋で簡単に入手可能なので、必須というわけではありません。
パスポートのコピー
盗難が心配な国の街歩きの際は現物ではなくコピーを持ち歩きます。また仮にパスポートを盗まれてしまい大使館で再発行する時に、パスポートのコピーがあるとスムーズに再発行されるようです。ビザ申請の際にも必要なケースもあります。コピーも海外で簡単にできます。
保険証
これは日本の健康保険証ではなく、海外旅行保険の保険証です。前回はキューバに行った為、キューバ入国の際は保険に入っているか確認されるとのことだったので(実際にはされなかった)、クレジットカード付帯保険の保険会社に請求して保険証を貰い持っていきました。海外旅行保険に入っていた時は、その保険証を持って行きました。
延長コード
前回は荷物を減らす工夫として、いつもは毎回持って行っていた延長コードを持っていきませんでした。延長コード使ってまでスマホやタブレットは使わないだろうと思ったからです。でも持って来ればよかったと後悔しました。理由はコンセントが壁の少し高い位置にあることが意外と多かったから。ACアダプターとUSBケーブルだけでは床まで届かない宿が意外とありました。普段持って行っている時は気にもしなかったのですが、持って行った方がいいです。
上で書いたようなものは袋に分けて入れて持って行っています。服類やタオル類は好日山荘で買ったSTUFF GAGに、他の細々したものは無印用品で買った小物ケースに入れています。小物ケースは海外で余ったコインやお札を入れるのにも使っています。ちなみにSTUFF BAGは1つのサイズで2or3個持っていて、持っていくものに応じて使い分けています。
過去に持って行って失敗したもの(もう持って行っていないもの)
スリッパ
これも荷物を減らす工夫として1度試したことがあります。宿履きとしてサンダルの代わりにスリッパを使えば容量も重量も減らせると思ったのですが、シャワー室に入ったり庭に出たりしたりですぐ使い物にならなくなりました。1週間ほどでサンダル買いました。
パックセーフ
バックパックを丸ごと錠で囲ってやる防犯グッズで、初めて旅に出た時に買いましたが一度も使うことなく途中で捨てました。重かったし高かったしで苦い思い出です。
セキュリティベルト
これも初めて旅に出た時に買いました。服の下に巻いて貴重品を入れておくベルトですが、とにかく取り出しずらくて邪魔です。普通に気を付けていればこんなものなくてもスリなどそうそう遭いません。
電子辞書
スマホにグーグル翻訳でも入れておけば充分です。
十徳ナイフ
旅の初めの頃、なにかあった時に使えるだろうと思って持って行ったものですが、使うことはありませんでした。荷物が少なくなって荷物が機内持ち込みのみになってからは危険物なので物理的に持っていくことができなくなりました。いらないけど。
エマージェンシーブランケット
寒くて死にそうな時用の緊急グッズです。空けてすらいないので効果の程は分かりませんが、そんな目には合いそうもないので一番初めに持って行ったきりもう持って行っていません。
以上が私が今持って行っているものと、かつて持って行っていたけど要らなかったものです。初めての長期旅行でこの量で行くのはきついと思いますが、旅中に要るものと要らないものがだんだん分かってくるので、要らないものは「捨てる・売る・あげる・日本に送る」のどれかで減らしていけばいいと思います。