【観光編】危険地域を歩く時の注意点【初心者バックパッカー向け】

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危険地域を歩く時の注意点

海外には危険だと言われるところがたくさんあります。アフリカならヨハネスブルグ、ダルエスサラーム、ナイロビ、南米ならサンパウロやリオデジャネイロ、中米は全般的に危険と、世界一周などでも比較的に行く人が多い所だと上で挙げた場所は特に危険と言われることが多い。

ただし、上で挙げた街以外であっても、夜に人気のない狭い路地を歩いていれば危険な目にあう可能性はいつだってあります。危険な目に遭った話は自慢にはなりません。

ここではそのような危険地帯を歩くことになった時の注意点について書きたいと思います。

カメラ・スマホはむやみに出さない

カメラやスマホは高価なものです。スマホの中でもiPhoneは知名度も高く人気なので特に狙われやすい。危険な地域でカメラを首に下げて歩いたり、スマホを見ながら歩いたりするのはどうぞ盗って下さいと言っているようなものです。危険な地域ではこっそりスリをする他に、強引に奪っていくこともよくあります。

高価なカメラやスマホを持っているのがバレたら、人通りのある道でも、近づいてきて、いきなり顔面を殴ってカメラやスマホを奪って行きます。もちろん誰も助けてはくれません。写真を撮りたい時は、その都度バッグなどから取り出して、すぐ撮ったらすぐしまうようにしないと危険です。

ヒッチハイクは危険

ヒッチハイクも危険な行為です。どんな人かもわからない人の車に乗って、そのまま連れていかれて殺されるなんてこともあります。数年前なので覚えている人も多いでしょうが、実際に海外で日本人がそれで殺されています。

どうしてもヒッチハイクが必要な場合は、乗用車ではなく大型トラックやタンクローリーなどにしておいた方がまだましです。それらであれば運送中でちゃんと仕事をしている人なので、まだ安全度は高い。まぁそれでもヒッチハイクはしないに越したことはないですが。

人通りのない道は歩かない

これも当然ですが、人通りのない道は歩くのは危険です。もしそこで何かあっても助けを呼ぶことができない。もっとも本当にヤバい所であれば、人通りがある所でも誰も助けてくれませんが、殺されるようなことは少ないでしょう。

たとえその道が近道だったとしても、ちゃんと迂回して大通りを歩くことで危険度はぐっと下がります。

流しのタクシーは危ない

タクシーも安全とは言い切れません。危険な地域では流しのタクシーや白タク(免許のない個人タクシー)は避けた方がよいでしょう。運転手がいつ豹変して襲ってくるか分かりません。

タクシーを使うのであれば、宿の人に連絡してもらうのがいいでしょう。身元の分かる運転手であれば危険度は低くなります。

安全性という意味ではタクシーを使うよりも公共のバスを使った方が安全です。

長距離バスが夜中に到着したら、バスターミナルで1泊する

そもそも長距離バスを使って危険な都市に行く場合は、夜中に着かないような便で行くのが基本です。ただ、夜中に着くバスしかなかったり、到着が遅れて夜中になってしまうこともあります。

バスターミナルと市内が離れている時などはバスターミナルで1泊する方が、夜の街を歩くよりも安全です。バスターミナルで待ち構えているタクシーもできれば避けたいところです。

バスターミナルでは人がいる近くに座りましょう。1人でいるとやはり危険です。

夜中に外を出歩く時は必要最低限のお金だけ持つ

夕飯に出かけたり、夜にスーパーに行きたくなったり、夜中の街を見てみたいという場合もあるでしょう。その場合は必要なお金以外は持ってい行くべきではありません。カメラはもちろんですが、スマホも宿に置いて行った方が無難です。

お金は買い物する為という意味の他に、万が一強盗に遭った時にお金を払って許してもらう意味もあります。一銭も持っていないと腹いせにボコボコにされます。多少のお金は持っておいた方がよいです。

また、歩く通りは昼に歩いたことのある知っている通りを歩くようにしましょう。知らない通りを歩いて迷子にでもなったら大変です。スマホで調べようと思っても、スマホを出すのは昼以上に危険です。

私は危険な街を歩くように中古のスマホを日本で買って持って行ったことがあります。2~3世代前の中古のスマホであれば1,000円~3,000円で売っているものもあります。中古であってもちゃんと使えます。私はその中古のスマホにGoogle.mapとMaps.meとYoutbeだけアプリを入れて使ってました。中古であってもカメラ機能はついているし、wifiでネットができるので、万が一メインのスマホが盗まれたり壊れたりした時にも使えます。私はメインのスマホが壊れて使えなくなった時に、この中古のスマホが大活躍しました。1,000円~3,000円だし、なんの情報も入っていないので盗まれた時も安心です。

危険な地域はそもそも行かないことがベストですが、そういう訳にもいかないと思います。もし行く時はいつも以上に気を付けて観光しましょう。

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