ビザの取得について
国によってはビザがなければ入国できない国が結構あります。正確に言えば、「本当は全ての国は入国の際にビザが必要だけど、国によってはビザ免除の取り決めがなされていて、ビザがなくてもパスポートだけで入国できる。しかしビザ免除の取り決めがない国には従来通りビザが必要」というのが正しいところでしょう。
ビザは日本でなくても取れる場合が多いです。Aという国に行きたくてビザが必要な場合は、今いる国にあるA国の大使館や領事館に行けば取れます。ただし、国によっては在住国(日本人なら日本)にある大使館・領事館でしか基本的には取れなかったりすることもあるので注意が必要です。
ビザが必要な国はいろいろありますが、普通の旅行者が行くような所だと、中央アジアやアフリカが多いです。最近中央アジアはビザ免除の国が多くなってきていますが、アフリカは依然として必要な国ばかり。ヨーロッパでもベラルーシやロシアは必要だし、南米ではブラジルが必要です。アジアでは中央アジア以外でも意外と多くてカンボジア、ミャンマー、インド、ネパールなどが必要で、中国も16日以上滞在するなら必要です。(以上の国は一例です。ビザの規定は変わりやすいので最新の情報を確認するようにして下さい)
ビザとは少し違いますが、アメリカはESTAと呼ばれるものを事前申請しなければならないし、同じようにオーストラリアはETAS、カナダはeTAが必要です。
ビザには「事前に取得が必要な場合」や「ネットで事前申請してイミグレーションで取得する場合」「事前準備は必要なく到着した空港や国境で取得可能な場合(アライバルビザ)」があります。簡単なのはアライバルビザでしょう。アフリカの場合、アライバルビザでOKな国が多いのは楽ですが、どの国も50ドルやそれ以上するので意外にビザ代がかかります。
次に行く国がビザが必要な場合は、空港のチェックインカウンターや国際バスのチケットを買う時にビザを持っているか確認されることが多いです。ただし国際バスの場合は確認されないこともあるので、事前に自分でビザが必要な国なのか?アライバルビザは取れるのか?を最新の情報で確認しておくことが大切です。
係員によっては日本人がその国のビザ免除国の対象なのか把握していない場合もあります。直近に制度が変わりビザ免除になった場合などは把握していないことがほとんどです。そうすると調べるのに時間がかかったり、もめたりする原因になるので、ビザ免除されていることが分かる正式な英文の記事をスマホでスクリーンショットを取っておくといいでしょう。大概その国の大使館ホームページにいけば載っています。
ビザを取り忘れると飛行機代が無駄になってしまうこともあります。行く国が決まったらまずビザが必要なのか確認しましょう。