色々な移動手段
長期で旅をしているといろいろなものに乗ることになります。私が実際に乗ったことのある乗り物について、長距離と短距離の移動に分けて以下で書きたいと思います。こんな手段があるのかと参考にしてみて下さい。
長距離
飛行機
飛行機は説明しなくても分かるでしょう。陸路だと何日もかかるような場合や、島国や陸路で行けない国に行く場合に利用します。値段は高いけど一番速いです。
長距離バス
バックパッカーの場合、長距離移動では一番使うのが長距離バスだと思います。何時間から長距離と呼ぶのか分かりませんが、まぁ5時間以上の都市間移動であれば長距離と言ってもいいのかもしれません。私は最大でも24時間までのバスしか乗ったことはありませんが、場合によっては30時間とか50時間とかの移動をした人の話も聞きます。
長距離列車
これもバス同様に何時間乗ったら長距離なのか分かりませんが、まぁ5時間以上としておきます。長距離列車もバックパッカーであれば割と乗る機会は多いと思います。日本だと新幹線という夢の乗り物がありますが、海外だと本当にボロボロで、座席も木だったりします。
フェリー
フェリーで国境を越えるような場合も人によってはあるかもしれません。ちなみに私は9回あります。フェリーの場合、チケット購入から乗船までの流れは、バスや列車などよりも飛行機に近いです。場合によってはバスごとフェリーに乗り込んだり(イギリス→アイルランド等複数回)、列車ごとフェリーに乗り込んだこともありました(ドイツ→デンマーク)。
フェリーの場合、船内にレストランや売店、ゲームセンターなどが揃い、国際線の場合は免税品店もあるので、そんなに退屈はしないと思います。
長距離乗り合いタクシー(バン)
乗り合いタクシーは中央アジアではよくあります。タクシーという名前ですが、実際には普通の乗用車で、目的地が同じ人同士が乗り合って行くものです。乗り合いタクシーの場合は基本的に乗客は4人です。
乗り合いバンはアフリカでよくあるし、中南米にもあります。長距離バスよりかは小さく、乗り合いタクシーよりかは大きいものです。だいたい乗客は10人~15人くらいものが多く、ぎゅうぎゅうになって乗るので長時間の移動だと結構辛いこともあります。
短距離
タクシー
一般の観光客にとっては短距離移動では代表的なのがタクシーでしょう。でもバックパッカーだとそんなに乗る機会は多くないのかなと個人的には思います。私は3年間で4回か5回しか乗ったことがありません。荷物が大きい人は乗ることが増えるかもしれません。
市バス
市バスの方がバックパッカーには乗る機会が多いでしょう。市バスは路線を把握しないといけないので面倒くさいですが、市バスを使いこなせれば、どんな街でも好きな所に簡単に行けます。市バスにはいろいろな乗り方があるので、詳しくはこちらを参考にしてみて下さい。
ミニバス
市バスよりかは小さいバスです。ミニバスは国によって、「マルシュルートカ」「マイクロバス」「ミクロレット」などなど様々な名前で呼ばれますが、基本的に全部同じものです。国によっては市バスよりも本数が多く、使い勝手がいいこともあります。ただしミニバスも市バス同様に路線を把握しておかないといけないので面倒くさい。さらに行き先が書いていないことが多いので、いちいち運転手に○○まで行くかと聞かないといけないこともあります。
シャトルバス
バスはバスですが、A地点とB地点を直接結ぶだけのバスです。観光スポット間を走っていたり、駅と観光スポットを繋いでいたりすることが多いです。無料のこともあります。
空港バス
空港と市内を結ぶバスです。ローカルな移動方法よりかは運賃は高いですが、タクシーよりかは安いことが多く、バックパッカーでも利用する人は多いと思います。
メトロ
市内観光をする際は路線が簡単にわかるメトロがあると格段に観光しやすくなります。市バスよりも断然簡単です。メトロの乗り方についてはこちらに書いているので参考にしてみて下さい。また、国によってはメトロ(地下鉄)という名前だけどずっと地上を走っていたりすることもあります。
郊内列車
郊外まではいかない列車で地上を走っているものです。日本の普通の電車をイメージすればよいと思います。
路面電車
路面電車が活躍している国もたまにあります。ヨーロッパなどには結構あると思います。路面を走っているだけで、チケットや乗り方はバスやメトロと同じです。
地元の乗り物(トゥクトウク等)
日本では見ないような乗り物も海外にはたくさん走っています。有名なのはトゥクトゥクでしょうか。トゥクトゥクはいろんな国で目にすると思います。地元の乗り物は運賃が決まっておらず交渉制なのでぼられないようにしましょう。
バイクタクシー
タクシーのバイク版です。バイクの後部座席に座って移動します。スーツケースの人や、バックパックでも荷物が多い人だと無理ですが、荷物が少なければタクシーよりも安くて、路地を走れる分早く目的地に着けます。渋滞が激しい国でも利用価値は高いです。
サイクルリキシャ
タクシーの自転車版です。アジアや中米でよく見かけました。人力なので遅いですが、タクシーやバイクタクシーより安いです。のんびり移動したい人には良いかもしれません。
レンタカー
日本のレンタカーと同じです。お金はかかりますが、自由な移動が可能になります。交通機関がない場所に行く時で、ツアーは嫌な場合は利用する可能性はあるでしょう。また、ヨーロッパ周遊、アメリカ横断、アイスランド一周なども人気で、レンタカーで人数を集めて行っている人もよくいます。
レンタル自転車
市内観光だとレンタル自転車を使うと便利です。レンタル自転車屋や宿などでもレンタルできたりします。借りる前はブレーキがしっかり効くか、タイヤの空気はチャンと入っているかを確認してから借りましょう。また、借りる際にパスポート(コピー不可)を預けることも多いので持参しましょう。
ボート
川を渡る際や、湖の対岸の町に行く時などはボートを利用することもあります。高速ボートの場合、結構揺れて水がかかることもあるので、船酔いする人はきついかもしれません。
ヒッチハイク
長距離でも短距離でも利用する場合はあるかもしれません。路上で手を挙げて車を止めて、目的地方面まで交渉して乗せて行ってもらうやつです。日本ではヒッチハイクは無料のイメージですが、海外ではお金を払う必要がある場合もあります。初めに確認しましょう。また、海外でのヒッチハイクは危険です。本当にどうしようもない時以外はあまりするべきではないと思います。
馬
観光地なんかでは馬が移動手段の場合もあります。駅やバス停から観光スポットの入場口まで乗ったり、市内一周したりと、アトラクションの1つのようなものです。
以上が私が利用したことのある乗り物です。他にも色々あると思いますが、移動時の選択の際に参考にしてみて下さい。